珊瑚は古生代にあたる約5億3千年前に生まれたと考えられているようです。
私たち人類種が生まれる遥か前からずっとこの地球で過ごしてきているのですね。
だから珊瑚たちは恐竜たちが生きていた中生代も知っているし、温暖期も氷河期も経験してきているわけです。地球の歴史の生き証物ともいうべき珊瑚。化石化した珊瑚を調査分析することで過去の地球はどのような状態だったかのかが分かるようなのです。いま社会では温暖化といわれ自然環境にも変化が生まれています、南極の氷が溶け始め生態系にも影響を与えていますし、海抜の低いところでは浸水の危機も叫ばれています。日本でも周辺海域の海水温の上昇により台風が発生しやすくなり、また非常に強い勢力のまま列島に近づくことも増えつつあるようです。こうした温暖化も過去にも同じような現象が生まれていた時期もあるようです。このように古い珊瑚の化石を調べることで、これからの未来が見えてくるということなのです。
けれどもまだ科学的には多くが解明されていない珊瑚、とてもロマンチックです。
是非珊瑚の声に耳を傾けてみたいですね。